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非正規ブログ

30代で無職になった契約社員の雑記

職歴の空白は許されない

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 終身雇用制度が崩壊しているにも関わらず、未だに蔓延る新卒至上主義。

 学校を卒業したら、すぐに社会に飛び込むのが一般的となっていて、無内定で大学を卒業した人間なんかは「一体何を考えているの?」と偏見の目を向けられる日本社会。

 この終身雇用・新卒主義の考えから「職歴の空白は許されない」という結論に行き着きます。日本では、転職活動は働きながらするのが当たり前になっていて、無職でいる期間それ自体がイレギュラーだと見なされます。仕事で疲れた心身を休める余裕さえ与えられないと考えると、何とも冷酷な社会です。

 アルバイトを探しているとき、面接担当者に「この何も書いていない期間は何をしていたのですか?」と何度も聞かれました。正直に「仕事で疲れたので休養していました」と答えると、面接官は露骨に嫌な顔をして「はぁ」と溜め息をつきます。まるで「俺が毎日苦しんで働いているのに、おまえだけ休んでるなんて許さない」と言いたげな顔なんです。

 その場で不採用を言い渡されることもありました。計画的に人生を送っていないから悪いのか、休んでいるのが気に入らないのか。転職面接で「空白期間に休んでいた」は自爆のNGワードです。空白期間を問われたら、勉強していたとか本を読んでいたとか、何か言わないと悪印象しか与えられないのです。

 新卒でも3割が転職をする時代、空白期間なんて珍しくもないはずなのに、それでも会社員は止まることが許されない。

 これがいつまで続くのか、、、こんな社会は、どう考えてもおかしい。