幸せ科学研究所~非正規ブログ~

すべての幸せになりたかった人たちへ

人生がつらい時に食べた物は一生忘れない。涙を流して食べた夜

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 こんばんは、高木です。

 皆さんにとって「忘れられない食事」はありますか。僕にはあります。もう9年も前になる、仕事帰りのラーメンです。

 そのころ僕が派遣されていた会社ではプロジェクトが大爆発しており、24時になっても帰れない、サーバー室で仮眠、徹夜残業、タクシー帰宅、それでも翌日の9時には定時出社しなければならず、いわゆるデスマーチ状態でした。終電がなくなっている夜中に解放された後、そのままタクシーで帰るのも嫌で、会社近くのラーメン屋に立ち寄っていました。

 夕食らしい食事がとれるのは17時半にある定時後の休憩時間だけ。定時後の休憩時間というのがすでに異常な話なのですが、食事ができる時間はそこしかありませんでした。コンビニで食料を調達しに行く人、気分転換にオフィスから消える人、力尽きてデスクに突っ伏している人、チャイムが聞こえないほど集中している人。休憩時間にガチ切れしてる課長。まさに地獄です。

 18時に休憩が終わり、そのまま25時近くまで拘束されるので、お腹が空かないわけがありません。消えた街灯、駅前のタクシー。人など歩いていません。何のために生きているのか分からないような日々、食事だけが僕の救いになっていました。 

 過労で倒れそうな精神状態では健康管理なんてあったものではありません。ラーメンだろうが脂まみれのチャーシューだろうがお構いなしにむさぼり食ってました。その時の記憶は今でもはっきり思い出せます。

 かつて放送していたドラマ『カルテット』で、こんな言葉がありました。

 「泣きながらご飯食べたことがある人は、生きていけます。」

 30年も生きていれば、苦しくて涙を流した場面がどこかにあります。仕事ができずに泣いた時、大失敗をした時、迷惑掛けて悩んだ時、逃げ道がなくなった時、酷い人生について考えた時。

 泣きながら食べたご飯の味は一生忘れられないものです。今になって胸に刺さるこのセリフ。

 つらい時は涙を流した夜を思い出し、今日も明日も生きていきましょう。