非正規ブログ ~幸せになりたかった~

非正規の人間が綴る日常

研修で疲れ切る新入社員

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 今日、国民健康保険料を納付するため、銀行からお金を引き出しました。入り口では学生のような若い女子が大きな声で「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」と叫んでいます。おそらく新卒で入行した行員の研修中なのでしょう。隣には上司と思われる男性がジッと彼女を監視しています。

 こういうのを見ると銀行はサービス業だなと感じます。僕は過去に銀行や郵便局の対応が気に入らなくて何度かブチ切れたことのある異常者なのですが、感受性が強い人にとっては銀行や郵便局の対応には相当敏感になります。

 先日、履歴書を送るために郵便局に行ったときのことです。初めて行く郵便局で、場所がわからず職員に話しかけると「あ~ここ違いますが」と案内もせず吐き捨ててきて、「その態度は何なんじゃ、おまえ!」と殴り掛かりそうになりました。

 郵便の受付に行くと30歳ぐらいの色黒スレンダー美女が丁寧に対応してくれて、さっきまでの怒りがすっかり収まりました。郵便局の対応ひとつでこれだけ人間の感情は刺激されるのです。

 だから銀行も新人の態度を厳しく教育しているのだと思います。しかし、新卒女性行員の子は明るい声に反して顔は疲れ切っていました。一日中叫んでいたのかもしれません。

 毎日新しい仕事で勉強続き、上司の監視、報告書なんかも書いているのでしょう。新入社員は大変です。

 5月ともなると、仕事を始めた頃のオママゴト気分も終わり、上司からの細かい指導や初めての仕事などで疲労が溜まっているころです。

 自分が初めてIT契約社員になった年の5月は派遣先が決まらず、次々と売られていく同期を見ながらデータ入力作業などをやってました。

 最初の派遣先は神戸でした。いろいろな会社からやってきた派遣社員が同じ職場で働いています。隣の席には5歳ほど上の女性社員がいて、この女にイジメられたことは今でも忘れられません。

 イケメンの男には笑顔で媚びて、不細工な僕にはヒステリーを起こしてキレまくるクソ女でした。何を聞いても教えてくれなかったので、別の会社の人に教えを請いに行っていたら、その後呼び出されて「◯◯さんの所に行くのやめてくれる!私が恥ずかしいから!」とブチ切れられました。

 この職場はオフィスも綺麗で悪くなかったのですが、隣の女だけが嫌で毎日会社に行くのが本当に辛かったです。3か月経ってその派遣先をクビになりました。家から遠かったし人間関係も悪かったし、やっと抜け出せたという気分で神戸の街を去りました。

 会社1年目は何が何でもコミュニケーション能力が全てだと感じます。前の職場でも同じような場面を見ました。

 新入社員Aさんは真面目で上司の言うことを素直に聞くタイプ。新入社員Bさんはマイペース。教育係の人はその2人を任されていたのですが、神経質で責任感の強い教育係の人はBさんと毎日衝突していました。怒り狂って罵声を浴びせていることもありました。Bさんはマイペースなので堪える様子もなく、傍から見ていて「いやあ、良い性格しとるわ…」と思ったものです。

 企業が求める資質で何年も1位に君臨しているコミュニケーション能力ですが、それも分かります。新人ができる仕事なんて何もないのだから、せめて教育係との会話ぐらいはちゃんとやれということでしょう。

 ここで躓くとその後も会社に居づらくなります。コミュニケーション能力に絶対の不安がある僕が正社員として雇用されないのも納得です。

 新入社員の目がキラキラしてるのも1か月だけ。ゴールデンウィークが終わると会社が変わったように変化する環境に戸惑い、ゲボ吐きそうになりながら働いているのでしょう。

 仕事で金を稼ぐプロなら当たり前だと毎日上司からの有り難い言葉をもらいながら…。