非正規ブログ ~幸せになりたかった~

幸せになりたかった37歳独身異常男性の日記

全盲ドラマー 酒井響希君

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全盲ドラマーの少年を知っていますか。今年の24時間テレビで取り上げられ、関西のローカル番組でも定期的に密着特集が放映されています。これは先日の『ちちんぷいぷい』を見た感想です。

全盲の少年ドラマーの名前は酒井響希(ひびき)君、12歳。2歳のときに眼の小児がんで両眼を摘出。視力を失った酒井君が興味を示したのが音楽。全盲でありながらドラムを叩いています。XーJAPANのYOSHIKI(よしき)に弟子入りしています。

周囲は彼を『天才ドラマー』と呼びます。しかしその苦労は計り知れません。天才という言葉では語れないほどの努力と苦悩があったと思います。酒井君にも、家族にも。

私も弱視(ロービジョン)を抱えている人間で、「この眼が悪くなければ人格が歪まずに済んだのに」とか「もっと健常な人生が送れたのに」と思いながらずっと生きてきました。

大学在学時に網膜剥離を発症したときには、病院からの帰り道で親に向かって「なんで俺だけこうやねん!普通の体に生まれたかったわ!!」と泣きながら怒鳴り散らしました。親も泣きました。

親もつらかったでしょうが、目のことで何度も嫌な思いをしてきた自分の感情もついに爆発しました。体のどこかが不自由だと精神のほうも衰弱します。それを乗り越える強い気持ちを私は持っていませんでした。

ところが、酒井君は絶望に打ちひしがれ泣くお母さんに「ママ、もう泣かんといて」と声をかけたといいます。こういう部分なんですよね、彼が本当に凄いのは。もはや尊敬の念しかありません。

酒井君は2020年の東京オリンピック・パラリンピックで演奏することも決まっているそうです。重い視覚障害を持ちながら、これだけ他人を感動させられる。障害で腐るか前向きに生きるか、ここが健常と非健常の大きな分かれ目なのでしょう。本日ドキュメンタリー番組が放送される予定です。

ママ もう泣かんといてな ~12歳 全盲ドラマーが奏でる'音の世界~
http://www.ntv.co.jp/document/ 
2018年12月23日(日) 25:40放送予定